※o.24●盛美津雄匠は、師匠に津軽系温湯こけしの代表である盛秀太郎匠を祖父に、眞一匠を父としてその主流を歩んでいます。残念ながら、体調に不安があり作品は多くは出ていないようですのでその分貴重さが分かるところです。1 左の作品[1] 高さ　185mm[2] 底幅 48mm[3] 材質 イタヤカエデ作品⭕️25年程前の作品ですが、購入当時のセロハンをそのままにして暗室で保管していましたので経年と共に材に蝋が染み落ち着いた薄い飴色となっていますし、黄色の退色もありません。胴模様は、温湯こけしとして名の知れたねぶた絵のダルマ絵とアイヌ模様とが描彩となっています。良いコンデションとなっています。2 右の作品[1] 高さ 221mm[2] 底幅 48mm[3] 材質 イタヤカエデ作品⭕️25年程前の作品で、セロハンに包まれてあり上記と同様です。胴模様は、カエデの葉3枚(写真では2枚ですが大きい葉の左右に小さい葉が1枚づつ)とアイヌ模様が綺麗に描彩されています。良いコンデションとなっています。一度に手頃な2種を収集出来るのもオツではないでしょうか。一考頂けましたら嬉しい限りです。サインが[盛みつお　は、昭和60年代から平成8年まで]となっています。盛美津雄(1955〜 )※私のプロフィールを一読ください。