ラックタイプの真空管ギタープリアンプであるsoldano X88Rの回路コピーを自作いたしました。内部のアンプ回路に関してはもともとのX88Rのコピーですが、参考にした回路図について明らかにおかしい値については修正しています。またアンプ回路以外のスイッチング回路等はかなり手を加えています。
画像１のフロントパネルより、本アンプはクリーンCH1、ドライブCH2、リードCH3の３チャンネルギタープリアンプであり、それぞれGain・Bass・Middle・Treble・Volumeを備えております。
画像２のリアパネルより、入出力端子とチャンネルスイッチ端子を備えます。ヒューズは1.25Aです。
画像３、４より、入力端子はフロント・リアともに１つありますが、フロント優先となっております。フロントINPUTに直接ギターをつなぐことができ、その場合リアのAUX INはミュートされます。またラックシステムを組んだ時のグランドループを回避するため、出力端子にはグランドリフト端子を用意しています。
画像５より、３チャンネルのスイッチングにはフットスイッチまたはモーメンタリスイッチ（スイッチャー）を用います。フットスイッチの接続にはLANケーブルを用いています。モーメンタリスイッチを使用する場合、複数チャンネルを同時に短絡画像６より、フットスイッチが付属します。画像からはわかりにくいですが、白い部分はLEDで選択しているチャンネルが光ります。こちらのフットスイッチはかなり使用感があり、塗装もはがれているところがありますので、ご了承ください。
画像７より、私の自作アンプで追加した機構で、フロントパネルにチャンネル切り替え用のプッシュスイッチを用意しました。もともとのX88Rはフットスイッチ等が無ければチャンネルの切り替えができませんでしたが、この自作アンプではフットスイッチが無くても本体だけでチャンネル切り替えが可能になりました。
画像８より、回路に使用している真空管は12AX7が6本です。シールドは簡単に取り外せますので、お好みのメーカーの真空管に交換することが可能です。ただし内部には高電圧がかかっている場所があります。電源OFF時には高電圧が抜けるよう設計していますが、多少の時間を要するので、真空管交換の際は電源OFF後、５分以上待つことを推奨します。

今回出品する内容物は・アンプ本体・フットスイッチ＆LANケーブル・電源ケーブルとなります。ラックケースは付属いたしませんのでご了承ください。
なお、比較的大きな買い物となると思いますので、仮に商品をお気に召さなかった場合、商品が手元に届いてから１週間以内であれば返品対応いたします。その場合、システム利用手数料や私自身の手数料分を頂きたいので、落札価格の８０％を返金致します。全額返金とはなりませんので、そちらの点もご了承いただき入札していただければ幸いです。